そして、山形移住の当初から楽しみで続けて来たオープンハウスは、いのちのアトリエに移ってから、ますます魅力度を増し、大自然に抱かれての大家族ライフを体験する場として人気が高まっています。
南側に大きな吹き抜けのガラス張りの温室のある、国産材100%で作った、半セルフビルドのエコロジーハウス「いのちのアトリエ」。家の西側と南側と東側に畑が広がっています。
いのちのアトリエでは、
・ 雑穀栽培と種継ぎを柱に大地に根ざした農的暮らしの実践研究
・ 生命力を高める自給型食生活と雑穀料理の実践研究
・ エネルギー消費の縮小とエネルギー自給への取り組み
・ セルフビルドによる第三の皮膚としての生きた家作り
・ 農的暮らしに合う家、いのちを育む家
・ パーマカルチャーの手法によるフィールドの整備
・ いのちのバランスをケアするセルフヒーリング術
・ 女神文明等、様々な暮らしの研究
等々を、研究室に閉じこもって頭でっかちで進めるのではない、当たり前の毎日の暮らしとして進めています。
オープンハウス中に、帰りたくない、また行きたい、という子どもたちの声や、どんどんキラキラした瞳を取り戻して若返っていく大人たちを見ていると私たちも、エネルギーが高まるのを感じます。
明るい光で起こしてくれるお日様、暖かくなる空気がどんどん空へと登っていく靄(もや)、毎日その姿を変えていく森の木々、薪割り、薪運び、風呂焚き、ストーブ炊き、みんなで力を合わせて楽しむ料理、走り回る子どもたち、全員揃っての「いただきます」で始まる食事、そして幸せな雑穀スイーツのおやつタイム、毎日が達成感の連続で、大人も子供もどんどん自信がみなぎっていきます。
何のプログラムもなく何の縛りもない中で夢のように展開する心のふれあいやハプニングの連続に、誰もかもがリラックスしてあっという間だけど満ちた時を過ごします。
この心の高まりとふれあいこそが、現代社会が置き忘れてきてしまったものだなあと痛感します。
■つづく■
0 件のコメント:
コメントを投稿